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なぜ何度も頬っぺたを噛むの?
考えられる原因と今すぐできる対処法を歯科目線で解説

目次

   1.    頬っぺたを噛む理由とは?

   2.    頬っぺたを噛む主な原因

   3.    頬っぺたをよく噛む人はどうしたらいい?

   4.    頬っぺたを噛んでしまったときの対処法

   5.    まとめ

 

1.頬っぺたを噛む理由とは?

食事中に、誤って舌や頬っぺたの粘膜を噛んでしまった経験がある方は多いのではないでしょうか。

激痛が走ったり、出血したり、口内炎ができてしまったりと、とてもつらい思いをされたことがあると思います。傷があると食事がしみて、食べにくくなることもありますよね。

1度や2度であれば偶然の可能性もありますが、頻繁に頬っぺたを噛む、朝起きたときに頬の内側に歯型がついているといった場合は、何らかの原因が隠れているかもしれません。

 

頬っぺたを噛んでしまう主な原因には、以下のようなものが考えられます。

 ・ストレスや疲れ

・咬み合わせが悪い

・加齢

・歯ぎしりや食いしばり

・親知らず

・骨格的な問題

・早食い

 

それでは、それぞれの原因について詳しくみていきましょう。

 

●ストレスや疲れ

ストレスや疲れが溜まっていると、顎の動きがスムーズにいかなくなり、食事中にうまく咬めなくなることがあります。その結果、頬っぺたを誤って噛んでしまうことがあると考えられます。

 

●咬み合わせが悪い

咬み合わせの不具合は、頬っぺたを噛んでしまう大きな原因のひとつです。

例えば、以下のような場合に起こりやすくなります。

 

・被せ物や入れ歯が合っていない

・被せ物や入れ歯を新しく作ったばかり

・矯正治療中である

 

被せ物や入れ歯が合っていない場合は、咬み合わせの調整が必要ですので、歯科医院で相談しましょう。

新しく補綴物を作った直後や矯正治療中の場合は、咬み合わせの位置にまだ慣れていないことが原因であることが多く、時間とともに改善することがほとんどです。慣れるまでは、ゆっくりと食事をするよう心がけましょう。

 

●加齢

加齢によって口周りの筋力が低下し、頬の内側の粘膜がたるむことで、噛みやすくなる場合があります。

口周りの体操を行ったり、よく噛んで食事をしたりすることで、筋力の低下を防ぐことが大切です。

 

●歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりが直接頬っぺたを噛む原因になることは多くありませんが、歯がすり減ったり、咬み合わせが変化したりすることで、結果的に頬っぺたを噛みやすくなることがあります。

 

また、歯ぎしりや食いしばりは、歯の摩耗、被せ物の破損や脱離、顎関節症などを引き起こす原因にもなります。症状が強い場合は、歯科医院での治療をおすすめします。

 

●親知らず

親知らずは一番奥に生えてくる歯で、頬っぺたに非常に近い位置にあります。そのため、親知らずが原因で頬っぺたを噛んでしまうことも少なくありません。

 

何度も同じ場所を噛んでしまい、傷ができる場合は、親知らずの抜歯を検討することもひとつの選択肢です。

 

●骨格的な問題

顎の骨の位置が生まれつきずれている場合、咬み合わせに影響し、頬っぺたを噛みやすくなることがあります。

歯科医院では、レントゲンやCT検査によって骨の形や位置を確認することができます。

 

●早食い

早食いの習慣がある方は、頬っぺたや舌を噛んでしまうリスクが高くなります。

食事の際は、ゆっくりとよく噛むことを意識しましょう。

 

.頬っぺたをよく噛む人はどうしたらいい?

頬っぺたをよく噛んでしまう場合、単なる不注意ではなく、改善できる原因が隠れていることがあります。原因を見つけるためにも、まずは歯科医院で相談することをおすすめします。

 

■咬み合わせが原因の場合

歯科医院では、咬み合わせのチェックや調整を行うことができます。咬み合わせがわずかに変わるだけでも、噛む位置は大きく変化します。

定期健診の際に、咬み合わせもあわせて確認してもらうと安心です。

 

■ストレスや疲れが原因の場合

ストレスや疲れが溜まっていると感じたら、意識的に休養を取りましょう。

栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠時間を確保することが大切です。

 

■歯ぎしりや食いしばりがある場合

歯ぎしりや食いしばりは、無意識のうちに行っていることが多く、自覚しにくい癖です。

マウスピース(ナイトガード)を使用することで、歯や歯周組織を守ることができますので、歯科医院で相談してみてください。

 

.頬っぺたを噛んでしまったときの対処法

頬っぺたを噛んでしまい、強い痛みがある、食事がしにくいといった場合の対処法をご紹介します。

 

■口内炎用の薬を使う

口内炎用の薬には、軟膏タイプ、患部に貼るパッチタイプ、炎症を抑える内服薬など、さまざまな種類があります。

ご自身に合ったものを使用し、なかなか治らない場合は歯科医院に相談しましょう。

 

■刺激物を避ける

噛んだ部分が傷になると、辛い物や熱い物などの刺激で痛みが強くなります。症状が落ち着くまでは、刺激物を控えましょう。

 

■口腔内を清潔に保つ

頬っぺたを噛んでできた傷は、まれに細菌感染を起こして化膿することがあります。

口腔内が不衛生だと細菌が増殖しやすくなるため、丁寧な歯磨きや、殺菌効果のあるうがい薬を使って清潔に保つことが大切です。

 

4.まとめ

頬っぺたを噛むことは、1度や2度であれば偶然の可能性もありますが、頻繁に起こる場合は何らかの原因があると考えられます。

多くの場合、頬っぺたの傷は自然に治癒しますが、細菌感染を起こして悪化することもあります。

 「たまたま噛んでしまった」と放置せず、気になる場合は歯科医院で相談してみてください。原因が分かれば、同じつらい思いを繰り返さずにすむかもしれません。

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