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歯みがき粉は本当に必要?使わない場合の効果と正しい歯磨き方法
「歯みがき粉は使ったほうがいいの?」「歯みがき粉なしでも歯磨きの効果はあるの?」と疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
歯磨きは毎日行う習慣だからこそ、正しい知識を知っておくことが大切です。今回は歯みがき粉の役割や、歯みがき粉を使用しない場合のメリット・デメリットについて詳しく解説します。
目次
1. 歯みがき粉の効果
1-1. フッ化物によるむし歯予防
1-2. 歯周病予防
1-3. 着色除去
1-4. 知覚過敏の軽減
2. 歯みがき粉を使用しない歯磨きの効果
3. 歯みがき粉を使用しないメリット・デメリット
3-1. メリット
3-2. デメリット
4. 歯みがき粉を使用する際の注意点
4-1. フッ化物入り歯みがき粉は量に注意!
4-2. 磨いた後は水でゆすぎすぎない
5. まとめ
1. 歯みがき粉の効果
1-1. フッ化物によるむし歯予防
現在市販されている多くの歯みがき粉にはフッ化物が含まれています。フッ化物には歯質を強化し、口腔内の細菌の働きを抑えることで、むし歯になりにくい環境をつくる効果があります。
また、歯の再石灰化を促進する作用もあり、むし歯予防に効果的です。
1-2. 歯周病予防
塩化ベンゼトニウム、トリクロサン、塩化セチルピリジニウムなどの成分には殺菌作用があり、細菌の増殖を抑えることで歯周病予防に役立ちます。
1-3. 着色除去
歯みがき粉に含まれるポリリン酸ナトリウムやピロリン酸ナトリウムには、歯の表面に付着したステイン(着色汚れ)を浮かせて落とす働きがあります。また、ハイドロキシアパタイトには歯の表面をなめらかにし、着色を付きにくくする作用があります。
さらに、リン酸カルシウムや酸化アルミニウムなどの研磨剤も着色除去に効果的です。ただし、強い力で磨きすぎると歯や歯ぐきを傷つける可能性があるため注意しましょう。
1-4. 知覚過敏の軽減
硝酸カリウムには神経の過敏性を抑える作用があり、乳酸アルミニウムには刺激が神経に伝わる通り道を封鎖する作用があります。そのため、知覚過敏による痛みの軽減が期待できます。
2. 歯みがき粉を使用しない歯磨きの効果
歯みがき粉を付けずに歯磨きをした場合でも、正しくブラッシングを行えばプラーク(歯垢)を機械的に除去することができます。
プラークをしっかり取り除くことは、むし歯予防だけでなく、特に歯周病予防において非常に重要です。
ただし、効果的な歯磨きを行うためには、ご自身のお口に合った歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどの清掃用具を使用し、正しい磨き方を身につけることが大切です。
3. 歯みがき粉を使用しないメリット・デメリット
3-1. メリット
歯みがき粉を使用しないメリットの一つは、磨き残しに気付きやすいことです。
歯みがき粉に含まれる発泡剤によって爽快感が得られるため、実際には十分に磨けていなくても「しっかり磨けた」と感じてしまうことがあります。
歯磨きの最大の目的はプラークを除去することです。歯みがき粉を使わずに磨くことで、プラークが残っている感覚を把握しやすくなり、より丁寧なブラッシングにつながる場合があります。
3-2. デメリット
一方で、歯みがき粉を使わない場合は、歯みがき粉に含まれる薬用成分の効果を得ることができません。
特にむし歯予防においては、フッ化物の効果が非常に重要です。
また、歯みがき粉を使用しないことで、着色予防や口臭予防、歯周病予防などの効果も期待しにくくなります。
4. 歯みがき粉を使用する際の注意点
4-1. フッ化物入り歯みがき粉は量に注意!
フッ化物入り歯みがき粉を使用する際は、フッ化物の効果を十分に得るために、濃度と使用量を守ることが大切です。
・6歳以上:1400〜1500ppmの歯みがき粉を歯ブラシ全体(約1.5〜2cm)
・3〜5歳:900〜1000ppmの歯みがき粉をグリーンピース大(約5mm)
・歯が生え始めてから2歳まで:900〜1000ppmの歯みがき粉を米粒程度(1〜2mm)
特に小さなお子さまは歯みがき粉を付けすぎると、体重当たりのフッ化物摂取量が多くなるため、適正量を守るようにしましょう。
4-2. 磨いた後は水でゆすぎすぎない
歯みがき粉で磨いた後に何度も強くうがいをすると、フッ化物が洗い流されてしまい、十分なむし歯予防効果が得られなくなります。
歯磨き後は、10ml程度(ペットボトルのキャップ1杯分)の水で1回だけ軽くゆすぐ程度がおすすめです。
5. まとめ
歯みがき粉を使用しなくても、ブラッシングによってプラークを除去することは可能です。しかし、歯みがき粉にはフッ化物をはじめとするさまざまな有効成分が含まれており、むし歯予防や歯周病予防、着色予防、知覚過敏の軽減などの効果が期待できます。
健康なお口を維持するためには、正しい歯磨き方法に加えて、ご自身に合った歯みがき粉を適切に使用することが大切です。
歯やお口の健康についてお悩みの方は、お気軽に歯科医院へご相談ください。
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