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むし歯のなりやすさには、普段の食習慣や唾液の量・質、歯磨きの際のフッ化物の使用の有無など、さまざまな要因が関わっています。
その中で、「女性のほうが男性に比べてむし歯になりやすい」と聞いたことはありませんか?
実は厚生労働省の調査でも、一人当たりのむし歯の平均本数は男性に比べて女性のほうが多いという結果が出ています。
今回は、なぜ女性のほうがむし歯になりやすいのか、その理由とむし歯予防に大切なポイントについて解説します。
目次
①むし歯の男女比
②なぜ女性のほうがむし歯になりやすいのか
‐唾液の量が少ない
‐歯の構造が薄くやわらかい
‐甘いものを好む傾向がある
‐ホルモンバランスの変化
‐妊娠・出産の影響
③むし歯予防のために大切なこと
‐食生活
‐日々のセルフケア
‐定期的なプロケア
④まとめ
①むし歯の男女比
厚生労働省が過去に発表した歯科疾患実態調査によると、一人当たりの平均むし歯本数は男性が14.7本であるのに対し、女性は16.1本でした。
ここでいうむし歯には、治療済みの歯やすでに失われた歯も含まれます。
また年齢別に見ると、15~19歳では男女ともに平均3本ですが、30~34歳では男性9.5本に対し女性は11.5本となっています。
さらに50代以降では、女性のむし歯の割合が顕著に増加する傾向が認められます。
②なぜ女性のほうがむし歯になりやすいのか
唾液の量が少ない
女性は男性に比べて唾液腺が小さく、唾液の分泌量が少ない傾向があります。
唾液には、口の中を洗い流すだけでなく、酸性に傾いた口腔内を中性に戻す働きや、歯の再石灰化を促す作用があります。
さらに抗菌作用もあるため、唾液の量が少ないとむし歯のリスクが高まります。
加齢とともに唾液腺は萎縮し分泌量も減少するため、唾液腺マッサージやガムを噛むなどのセルフケアが大切です。
歯の構造が薄くやわらかい
女性は男性と比べて歯の構造がやや薄く、やわらかい傾向があります。
そのため、むし歯の進行が早く、早期に重症化しやすいといわれています。
予防と早期発見・早期治療が非常に重要です。
ホルモンバランスの変化
女性は月経周期や更年期などによりホルモンバランスが大きく変化します。
女性ホルモンは唾液の量や成分にも影響を与えるため、口腔内環境の変化につながります。
特に更年期にはエストロゲンの分泌が減少し、唾液量が低下することで、むし歯リスクが高まると考えられています。
妊娠・出産の影響
女性特有の要因として、妊娠・出産があります。
妊娠中から産後にかけては口腔内が酸性に傾きやすく、むし歯が発生しやすい状態になります。
また、つわりによる食生活の変化や間食の増加、歯磨きが難しくなることなども重なり、口腔内環境が悪化しやすくなります。
甘いものを好む傾向がある
個人差はありますが、一般的に女性は甘いものを好む傾向があるといわれています。
特に、間食の回数が多い方や、砂糖入りの飲み物を頻繁に摂取する習慣がある方は注意が必要です。
「だらだら食べ」は、口の中が酸性の状態になる時間を長くし、むし歯リスクを高めます。
③むし歯予防のために大切なこと
食生活
むし歯予防で最も重要なのは食生活です。
糖分の頻回摂取や「だらだら食べ」はむし歯のリスクを高めます。
また、ジュースなど噛まずに摂取する飲み物は唾液の分泌が少ないため、より注意が必要です。
規則正しい食習慣を意識しましょう。
日々のセルフケア
毎日のセルフケアも欠かせません。
歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシを併用することで、むし歯予防効果を高めることができます。
さらにフッ化物を適切に使用することで、歯質を強化しむし歯の発生を抑えることができます。
効果的なケア方法については、歯科医院で相談してみましょう。
定期的なプロケア
どれだけ丁寧に歯磨きをしていても、セルフケアでは届きにくい部位があります。
定期的に歯科医院でプロケアを受けることで、むし歯の予防や早期発見につながります。
自分では気づきにくい初期の変化もチェックできるため、定期検診は非常に重要です。
④まとめ
男性に比べて女性のほうがむし歯になりやすい理由には、生活習慣やホルモンバランスの変化、妊娠・出産など、さまざまな要因が関係しています。
特に妊娠・出産の前後は口腔内環境が変化しやすく、ケアが難しくなる時期です。
だからこそ、日々のセルフケアと歯科医院でのプロケアが重要になります。
むし歯は歯周病と並び、歯を失う大きな原因の一つです。
生涯、自分の歯で美味しく食事を楽しむためにも、むし歯にならない習慣を身につけていきましょう。
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