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虫歯治療後はいつから食事ができるのかご存知ですか?麻酔後の注意点や詰め物・仮歯のときに避けるべき食べ物など、治療後に知っておきたいポイントを歯科医がわかりやすく解説します。
目次
①虫歯治療後の飲食はどの程度待てば良い?
②虫歯治療後に気をつけるべき食べ物は?
③飲食以外に治療後に注意すべきこと
④まとめ
①虫歯治療後の飲食はどの程度待てば良い?
虫歯治療は多くの方が経験する一般的な治療ですが、その方法は虫歯の大きさや症状によって変わります。使用される材料も異なるため、治療後にどのくらい飲食を控えるべきかも処置内容によって違います。また、麻酔を使用した場合と使用しない場合でも注意点は異なります。
■麻酔を使用した治療の場合
比較的大きな虫歯治療で麻酔を使う場合は注意が必要です。治療直後は麻酔の影響で唇や頬の感覚が鈍く、食事中に誤って咬んでしまうことがあります。特に子どもは痺れた感覚を面白がって唇や頬を咬んでしまい、腫れや痛みの原因になることがあります。そのため、可能であれば麻酔が切れる2〜3時間後に食事をとるのが理想です。
■詰め物をする治療の場合
小さな虫歯は「詰め物」で対応することが多く、以下のように分かれます。
1. 当日にレジンを詰める場合
2. 当日セメントを詰める場合
3. 型取りした詰め物を装着する場合
1の場合は光で固まるため、治療直後から食事しても問題は少ないです。
2・3の場合はセメントが時間とともに固まる性質を持つため、治療後30分程度は飲食を控えるのが無難です。
■神経を取る治療の場合
神経を取る処置では、麻酔を使用することがほとんどです。麻酔を使用した場合は、前述と同じく数時間控えるのが望ましいです。麻酔を使わない場合は仮詰めや仮歯を入れることが多く、これらはすぐには固まらないため30分程度は飲食を避ける必要があります。
②虫歯治療後に気をつけるべき食べ物は?
最終的な詰め物や被せ物は、時間が経つと強度が増すため大きな問題はありません。注意が必要なのは「仮詰め」や「仮歯」の期間です。
●仮詰めや仮歯の装着中に避けるべき食べ物
1. 硬い食べ物
仮の材料は外れやすいため、硬い食べ物は控えましょう。
2. 粘着性のある食べ物
アメ、キャラメル、ガムや、お餅など粘着性のある食べ物は、仮詰めや、仮歯が外れる原因となります。パンも噛み続けることで粘着性が増し、外れることがあるので注意が必要です。
3. 極端に熱い・冷たい食べ物
神経が残っている歯ではしみることがあり、炎症や痛みに発展する可能性があります。過度に熱い・冷たいものは避けましょう。
③飲食以外に治療後に注意すべきこと
治療後の歯は敏感になっているため、いきなり強い力をかけないことが大切です。中には「治療した歯が大丈夫か確認しよう」と強く噛んでしまう方もいますが、これは痛みや違和感の原因になります。徐々に慣らすように使う意識を持ちましょう。
④まとめ
虫歯治療後の飲食は処置内容や使用する材料によって異なります。
• 麻酔を使った場合:2〜3時間控える
• 詰め物や仮歯の場合:30分程度控える
また、仮詰め・仮歯の間は硬い・粘着性のある食べ物や、極端に熱い・冷たいものを避けることが大切です。心配な場合は、必ず担当医に確認しましょう。
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