診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~13:00 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | △ | × |
14:00~18:00 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | △ | × |
△:9:00~12:00 13:00~16:00
休診日:水曜・日曜・祝日
当院の院長は、歯科医師になって以来数多くの入れ歯治療を手がけてきました。また日本補綴歯科学会元会長で、岩手医科大学名誉教授の田中久敏教授の下、入れ歯治療を研鑽してきました。
お口に密着しやすく、噛みやすい入れ歯をお作りするには、歯以外についての知識も必要です。お口周辺の構造や筋肉、関節などについて熟知していれば、しっかり機能する入れ歯を作製しやすくなるからです。
その点、私どもで入れ歯治療を担当している院長は大学病院の口腔外科での勤務経験がありますので、それらに関する豊富な経験や知識を持っております。
インプラント治療などに代表される口腔外科は、あごの関節やあごを動かす筋肉など、お口周辺の構造や筋肉、関節について熟知していなければならない領域になります。院長は自身の経験で得た、こういった知識を入れ歯治療にも活かしているため、よりお口に密着する噛みやすい入れ歯をご提供できるのです。
「入れ歯が痛む」「噛めない」「外れる」といったお悩みがありましたら、経験豊富な歯科医師が治療を担当する当院にお任せください。
「保険の入れ歯だから、噛めないのは当たり前」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。私どもでは保険治療でも、「噛みやすい入れ歯」をお作りすることが可能です。
入れ歯が合わない原因の多くは、入れ歯の内面(床:しょうと言います)と、入れ歯を支える歯ぐきとの間にすき間があることです。入れ歯は吸盤と同じしくみで歯ぐきに吸着します。すき間があると吸盤が吸着しないのと同じように、入れ歯もすき間があることで吸着できず、ガタついたり外れたりするのです。
すき間ができないようにするには、精密な型取りが欠かせません。
当院では精密な型を取るために、患者さま一人ひとりに「個人トレー」と呼ばれる専用の道具をオーダーメイドで作製します。個人トレーを使って型を取った方が、精密な型取りが可能になるからです。
トレーとは、型取り材を載せる枠のことです。一般的に、保険治療で個人トレーを作ることはあまりありません。しかし私どもでは保険・自費を問わず、症例に応じて個人トレーを作製しております。
型取りの材料に「シリコン印象材」を使用するのも、当院のこだわりです。シリコンは、変形しにくく精密な型を取れる点が特徴であり、通常保険治療の型取りではめったに使われません。
しかし当院では保険・自費を問わず、症例に応じてシリコン印象材を使用。さらにこの印象材を含め、2種類の型取り材をご用意しております。これを患者さまのお口の状態に合わせて使い分けることで、より精密な型取りが実現可能です。
通常の入れ歯治療では、型取り後の作業は歯科技工所で進められることが一般的です。しかし私どもでは、院長自らがその後の工程のほとんどを担っております。これは患者さまと実際に接している歯科医師が、最も患者さまの歯とお口を理解しているからです。この作製方式にすることで、一人ひとりに本当に合う入れ歯をご提供できると考えております。
まず型取りまでの丁寧な診察に加え、患者さまに歯があった頃のお写真をご持参いただくなどして、しっかりと噛める位置(噛み合わせの位置)を正しく把握。天然の歯が患者さまのお口にあった時の噛み合わせ・歯並びを、入れ歯で再現することに注力しております。
こういった過程を経ることにより、保険治療であってもオーダーメイドのような入れ歯をお作りすることが可能になるのです。
入れ歯治療には、健康保険が使える「保険治療」と、使えない「自費治療」があります。ご自身のお口に本当に合った入れ歯を求められる方には、自費の入れ歯をお作りすることも可能ですので、ご相談ください。
保険治療の入れ歯の最大のメリットと考えられるのは、費用が安い点です。しかしその反面、治療方法や使用する材料などに細かなルールが存在します。これは国によって決められているものであり、ルール以上の治療は行えません。そのため、患者さまのこだわりを存分に反映させた設計・作製は困難です。
一例として、保険治療の入れ歯には、歯ぐきと接する部分(床:しょう)をプラスチック素材で作らなければならない決まりがあります。プラスチック製の床には、以下のデメリットが生じます。
先にご説明した通り、私どもでは保険治療でもオーダーメイドに近い入れ歯をご提供しておりますが、それはあくまでルールの範囲内に留まります。使いやすさや見た目にこだわる方には、自費の入れ歯がおすすめです。
当院では自費の入れ歯治療にも対応しておりますので、ご希望に合った、よりお口にフィットする入れ歯のご提供も可能です。
自費治療の入れ歯なら、保険治療と違って豊富な素材の中から患者さまに合わせて適切なものを厳選することが可能です。歯ぐきと接する部分(床:しょう)を金属やシリコンにすると薄く作れるので、食べ物の味や温度を感じやすくなります。また、装着時の違和感も少なくなります。
さらに自費治療には治療法にも制限がありませんので、患者さまに合わせて工程を増やし、丁寧に治療を進めることも可能です。特別な材料を使った精密な型取りや、噛み合わせの綿密な分析を行い、お食事やおしゃべりに困らない外れにくい入れ歯をお作りできます。
具体的には、以下のような自費の入れ歯治療をご提供しております。
金属の留め金「クラスプ」を使用しない、見た目が自然な入れ歯。留め金を引っかける必要がなく、残っている歯への負担が少ないのが特徴です。保険の入れ歯に比べて安定しやすく、よりよく噛むことができます。
治療のリスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。土台となるご自身の歯に負担がかかります。耐久性がやや劣るため、数年後に再作成が必要になる可能性があります。
治療費:165,000〜275,000円(税込)
磁石の力で固定する入れ歯。金属の留め金がないため、見た目良く仕上がります。磁力で自然に固定されることで、着脱が簡単なのもメリットです。
治療のリスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は個人差があります)。治療時に出血を伴う可能性があります。強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。
治療費:マグネット代 77,000円(税込)
※別途、入れ歯の料金がかかります。
磁石の力で固定する総入れ歯。インプラントを、取り外し式の入れ歯の維持装置として応用する治療法です。
治療のリスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は個人差があります)。治療時に出血を伴う可能性があります。強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。インプラントを埋めるための外科手術が必要になります。残っている歯やインプラントが入れ歯の下にくるので、歯磨き、定期健診をきちんとしないと虫歯や歯周病のリスクが高まります。入れ歯の手入れと、インプラントのメインテナンスが必要になります。
治療費:165,000〜275,000円(税込)
※別途インプラントの料金がかかります。
入れ歯の歯ぐきと接する部分(床:しょう)に金属を使用した入れ歯。耐久性があり、厚みが薄く作れるため口の中での違和感が少ない。
治療のリスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
治療費:275,000円~(税込)
※症例によって金額が変動します。
残った歯の根に突起を付け、入れ歯にゴムリングをセットしてホック式で取り付ける入れ歯。金属の留め金がなく、周囲から入れ歯をしていることに気づかれにくい点がメリットです。見た目の良さと機能性が両立されている入れ歯です。
治療のリスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
治療費:1歯77,000円(税込)
※本数によって金額が変動します。別途入れ歯の費用がかかることがあります。
使用中の入れ歯がある場合は、調整します。
お口の中を検査します。
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
あごの形や頬の動きを確認し、入れ歯をつくるための「型取り」を行います。
型取りしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯をつくります。
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します。