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乳歯は、永久歯よりも虫歯に弱いので、虫歯になる前に歯科で虫歯予防に取り組んでおくことが推奨されます。
ところが、子どもの虫歯予防に取り組みたいけれど、いつから歯科に行けばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、赤ちゃんの歯科デビューについてご紹介します。
高槻市や摂津富田駅周辺で歯医者をお探しの方、特に小児歯科に通い始めるタイミングでお悩みの方に、ぜひ参考にしていただきたい内容です。
この記事を最後までお読みいただければ、赤ちゃんがいつ頃に歯科デビューをすればいいのかがお分かりいただけると思います。
目次
① 赤ちゃんの歯科デビューの時期について
②0歳から何をするの?
③早い時期から受ける小児歯科のメリット
④保護者の方へのメリット
⑤まとめ
①赤ちゃんの歯科デビューの時期について
まず、今回のテーマである”赤ちゃんの歯科デビューの時期”についてお話しします。
■おすすめはいつ?
赤ちゃんの歯は、生まれてから6ヶ月ほど過ぎた時期から生えてきます。
小児歯科にデビューするなら、この時期が目安になります。
■遅くとも1歳半までに
お子さんはずっと同じ確率で虫歯になりやすいというわけではなく、特に虫歯リスクが高くなる時期があります。
それは、19ヶ月~31ヶ月ごろです。
中途半端な数字なので覚えにくいと思いますが、この時期を指して歯科医師は“感染の窓”と呼んでいます。
この時期を無事乗り切れれば、虫歯になりにくくなると言われています。
したがって、できることなら、遅くとも1歳半までに歯科デビューすることをおすすめします。
②0歳から何をするの?
「生まれて6ヶ月なんて、そんな早い時期から歯科に通う必要があるの?」と思う方がほとんどではないでしょうか。
実際、0歳のお子さんにお口の中に何らかのトラブルがあることはほとんどありません。
では、どうしてそんなに早い時期から歯科にデビューすることがすすめられるのでしょうか。
■お口のケアの状態のチェック
お子さんが歯科を受診する理由というと、虫歯のチェックがイメージされると思います。
ところが、0歳の赤ちゃんに虫歯ができることはほとんどありませんから、虫歯のチェックはしますが重視されません。
0歳の赤ちゃんで重視するのは、お口のケアの状態のチェックです。
お口のケアがきちんとできていないと、将来的に虫歯を作ってしまうことになりかねないからです。
■噛み合わせの状態のチェック
子供の歯は、6ヶ月前後にまず下顎の前歯が生えてきます。
その後、次々と乳歯が生えてきて、1年後の1歳6ヶ月ごろには上下の奥歯も生えています。
奥歯が生えてきて噛み合わせられるようになると、噛み合わせの状態をチェックでき、歯列不正に早期に気づけます。
③早い時期から受ける小児歯科のメリット
早い時期から歯科デビューすると、次のようなメリットが得られます。
●お子さんが歯科に慣れる
“歯科治療は痛い”というイメージがあり、これが多くのお子さんが歯科を嫌がる理由となっています。
確かに、大きな虫歯の治療は痛いものですが、歯やお口のチェックや歯磨き程度なら痛くありません。
虫歯のない時期から歯科医院で歯やお口のチェックや歯磨きなどを受けていれば、“痛み”を体験することがないので、お子さんに「歯科は痛いことをするところではない」と思っていただけます。
歯科医院に慣れてもらっていれば、万が一虫歯になったとしても、治療へのハードルが下がり、虫歯治療を受けていただきやすくなります。
●フッ素塗布が受けられる
フッ素は虫歯予防にとても高い効果を発揮します。
歯磨き粉にもフッ素は入っていますが、歯科医院で扱っているフッ素は、歯に直接塗るタイプで、しかも歯磨き粉よりも濃度が高く、より高い虫歯予防効果を持っています。
小さな頃から定期的にフッ素を塗ることで、歯をより効果的に虫歯から守れます。
●シーラントが受けられる
シーラントは、食べ物が入り込みやすい歯の表面の小さな溝や窪みをあらかじめ埋めてしまう処置です。
磨き残しが生じやすいところをなくすことで、虫歯を防ぎます。
早い時期から小児歯科に通っていただけていると、シーラントも早い時期に受けられますので、虫歯を予防できます。
●虫歯ができても見つかりやすい
お子さんの大切な歯に虫歯ができると、まず色が濃い白色に変わります。
虫歯のイメージでは、虫歯は茶色や黒色と思われがちですが、最初は濃い白色です。
この時期の虫歯は、歯やお口をきれいにしていたら自然に治ってきますから、削る必要はありません。
この時期を過ぎると、表面に穴が開いてくるので、削って詰めなければならなくなります。
ですが、初期の虫歯なら削って詰めても痛くないので、痛みなく治療を受けていただけるため、歯科を嫌がるきっかけになりにくいです。
虫歯に早く気づけるのも、早い時期から定期的に受けていただくメリットの一つです。
当院では、高槻市や摂津富田駅周辺で歯科医院をお探しの保護者の方に向けて、小児歯科に関する丁寧なサポートを行っています。
予防中心の診療で、無理なく歯医者に慣れていけるようにサポートいたします。
④保護者の方へのメリット
赤ちゃんは、当然ですが自分自身でお口のケアや虫歯予防はできません。
保護者の方の協力がとても重要になりますが、この点でも早い時期からの歯科デビューにはメリットがあります。
●保護者の方に正しい虫歯予防の知識を学んでいただける
0歳の赤ちゃんの受診のとき、保護者の方も一緒に診察室に入っていただきます。
このとき、赤ちゃんのすでに生えている歯や、これから生えてくる歯を虫歯から守るためのポイントを説明させていただいております。
保護者の方に虫歯予防の正しい知識を知っていただくことは、赤ちゃんの虫歯予防にとても大切です。
●正しい赤ちゃん向けの歯磨き方法がわかる
保護者の方にとって、毎日行っているご自身の歯磨きと赤ちゃんの歯磨きは、同じように思えるかもしれませんが、実は違いがあります。
使う歯ブラシも違いますし、歯ブラシの当て方も違います。
年齢によってもケア方法は異なります。
そこで保護者の方に、赤ちゃんが虫歯にならないよう、赤ちゃんの歯に適した歯ブラシや歯磨きの方法を説明させていただきます。
赤ちゃんの正しい歯磨きの方法も身につけられますので、お口や歯のケアもより効果的に行えるようになります。
●虫歯になりにくい食事がわかる
虫歯の予防には、歯磨きやフッ素だけでなく、離乳食を含めた食事もとても重要です。
関係しているのは、食べ物の種類だけではありません。
おやつを含めた食事の回数、時間も関係しています。
歯やお口の健康を守るために、保護者の方にはこうした知識も学んでいただきます。
⑤まとめ
今回は、赤ちゃんの歯科デビューについてお話しさせていただきました。
おすすめは6ヶ月ごろですが、遅くとも1歳半までにデビューしていただけると、虫歯になりにくくなります。
当院は、高槻市で小児歯科に力を入れている歯医者として、赤ちゃんの健やかな歯の成長をサポートしています。
また、摂津富田駅からもアクセスしやすい歯科医院として、多くのご家族にご来院いただいております。
お子さんの歯科受診についてご質問やご相談がある方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。
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